Written by Kasumi

Rubyでハッシュにシンボルを使う方法を解説

Rubyでハッシュ(連想配列)にシンボルを使う方法を知りたい。

また、シンボルを使ったハッシュから値を取り出す方法を知りたい。

本記事ではこのような悩みを解決。

ハッシュでシンボルを使う方法について解説します。

ハッシュにシンボルを使う方法

#通常のハッシュ
hash = {"apple" => "りんご", "grape" => "ぶどう", "melon" => "メロン", "orenge" => "オレンジ" }

#シンボルを使ったハッシュ
synbol = {apple: "りんご", grape: "ぶどう", melon: "メロン", orenge: "オレンジ"}

通常のハッシュはキーと値の間にダブルアロー演算子(=>)を記述します。

シンボルを使ったハッシュはコロン(:)を文字列の前に置く形式で記述します。

シンボルを使うとハッシュのキーに文字列ではない固有の名前を記述する事ができます。

シンボルを使ったハッシュから値を取り出す方法

synbol = {apple: "りんご", grape: "ぶどう", melon: "メロン", orenge: "オレンジ"}
puts synbol[:apple]
#出力結果
#りんご

シンボルを使ったハッシュから値を取り出すには以下の通り記述します。

ハッシュ[:キー]

[ ]の中にコロン(:)と、値を取り出したいキー名を記述します。

以上で値を取り出す事ができます。

シンボルのメリット

シンボルのメリットとしては、キーを固有の名前で記述でき、文字列ではなく数値として処理を実行してくれます。

文字列より数値として処理した方が内部的に速度の向上に繋がります。

また、記述方法もシンプルなのでコード的にとても見やすく使いやすいのが利点ですね。

まとめ

Rubyでハッシュ(連想配列)にシンボルを使う方法・値の取り出し方について紹介しました。

以上で解説を終わります。

目次

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