【Ruby】getsメソッドの用途・使い方について解説

Rubyのgetsメソッドについて、用途・使い方を知りたい。
本記事ではこのような悩みを解決。
getsメソッドについて解説します。
getsメソッドの用途
getsメソッドはユーザーからコマンド(キーボード)入力された値を受けとる事ができるメソッドになります。
受け取った値を元に任意の処理を実行する事が可能になります。
getsメソッドの使い方
puts "入力してください"
# コマンド入力されたキーワードを受け取る
val = gets
# 入力された文字を出力
puts "入力文字:" + val
使い方の例を紹介します。
【任意のファイル名.rb】を作成し、上記コードをコピペ・保存します。
getsメソッドの使い方は以下の通りです
入力された値を格納する変数 = gets
上記をputsで出力するというコード例です。
コマンド入力して値を出力する

Windowsの場合はコマンドプロンプト・Macの場合はターミナルを立ち上げます。
cdコマンドを使って先ほど作成した【任意のファイル名.rb】のディレクトリに移動します。
移動したら、任意のファイル名.rbと打ち、Enterキーを押します。
任意の文字列を入力し、Enterキーを押します。
以下の通り入力した値が出力されたら成功です。
入力文字:”入力した文字”
このようにユーザーから入力された値を受け取り、任意の処理(今回の例ではputsで出力)を実行する事が可能になります。
注意点
getsメソッドで取得した入力値は改行付きの文字列オブジェクトになります。
数値で入力した値も文字列オブジェクトに変換されてしまいます。
状況に応じて以下の通り対策が必要です。
改行を外したい
#chompメソッドを使って 改行を外す
val = gets.chomp
getsメソッドで取得した値を改行なしにしたい場合はchompメソッドを使います。
使い方は以下の通りです。
val = gets.chomp
数値オブジェクトにしたい
#数値オブジェクトに変換する
val = gets.to_i
getsメソッドで取得した値を文字列ではなく数値オブジェクトにしたい場合はto_iメソッドを使います。
使い方は以下の通りです。
val = gets.to_i
上記のように変換する事で、数値計算が可能になります。
まとめ
getsメソッドの用途・使い方について解説しました。
以上で解説を終わります。