Advanced Custom Fields Pro(ACFPRO)を使いオプションページを作成する方法

全ページ共通で出力できるカスタムフィールド専用管理ページを新規で作成したい。
結論:WordPressプラグインAdvanced Custom Fields Pro(以下ACFPRO)のオプションページ機能を使えば簡単に実装できます!
本記事ではACFPROのオプションページ作成方法について解説します。
functions.phpにコードを追加
//-----------------------------------------------------
// 【共通ページ管理】
//-----------------------------------------------------
if( function_exists('acf_add_options_page') ) {
acf_add_options_page(array(
'page_title' => '共通ページ管理', // ページタイトル
'menu_title' => '共通ページ管理', // メニュータイトル
'menu_slug' => 'page_other', // メニュースラッグ
'capability' => 'edit_posts',// アクセス権限
'redirect' => false,
'position' => 6//メニューが表示される位置
));
}
functions.phpに上記コードを追記、オプションページをWP管理画面内に追加します。
プロパティの値にそれぞれ任意の値を入力します。
page_title
オプションページのタイトル名を入れます。
menu_title
オプションページのメニュー名を入れます。
menu_slug
オプションページのスラッグ名を入れます。
capability
アクセス権限をいれます。
position
オプションページをWP管理画面のサイドバーリストから何番目に入れるか位置指定します。
上記コードを追加後、WP管理画面に入り左サイドバーにオプションページのメニュー名が表示されたら成功です。
オプションページにカスタムフィールド枠を追加

次にオプションページで使うカスタムフィールドを登録します。
ACFPROの編集ページへ行き、任意のカスタムフィールド項目を追加します。
上記が完了したら下部にある位置欄でカスタムフィールドを表示する場所を指定します。
表示する条件でプルダウンから前章で追加したオプションページを選択します。
完了したら保存します。
オプション管理ページへ遷移し、追加したカスタムフィールドが表示されていれば完了です。
出力コード
<!-- オプションページ出力 -->
<?php $text = get_field('text', 'option'); echo $text; ?>
オプションページのカスタムフィールド値を取得するには
get_field('フィールド名', 'option');
と記述すれば取得できます。
後は取得したカスタムフィールドをechoすれば出力されます。
繰り返しフィールドを出力
<!-- オプションページ繰り返しフィールド出力 -->
<?php $repeat = get_field('repeat', 'option'); ?>
<?php foreach ($repeat as $repeat_value) : ?>
<?php echo $repeat_value['repeat_txt']; ?>
<?php endforeach; ?>
繰り返しフィールドを出力する場合は上記コード例のように、foreach文を使ってカスタムフィールド値を取り出してあげればOKです。
以上の流れでAdvanced Custom Fields Proプラグインを使ったオプションページ作成の完了です。
まとめ
get_field
関数を使ってページ固有IDを指定し、別ページでもカスタムフィールドを出力できます。
ACFPROプラグインは有料ですので無料版ACFをお使いの方は上記方法で試すのも良いかもしれません。
以上で解説を終わります。